子育てと家事で慢性寝不足のすべての人へ! 「誰でもできる! 「睡眠の法則」超活用法」菅原洋平著
作業療法士の著者による睡眠の法則の続編。
実践編として、睡眠あるある的な読者の疑問に対して、具体的にどうしたらよいのか回答している。
1日のうち3分の1、つまり人生の3分の1は睡眠なのに、睡眠について知らなかったことが多くて驚いた。
ホルモンについての解説や睡眠に関する事例は分かりやすく、アドバイスはどれも今日から生活の中で無理なくできることばかり。
睡眠の法則とは
書名にもある「睡眠の法則」やその他のアドバイスを早速やってみた。
さて、「睡眠の法則」とは?
文章中では「4-6-11の法則」とも書かれている。
- 起床後4時間までに光を見る
起床後できるだけすぐに光を見ることで身体を覚醒させる。
- 起床後6時間後に目を閉じる
起床後7~8時間後に眠気がくるのは避けられないそうで、
睡魔に襲われる前に、目を閉じてリラックスしておく。
- 起床後11時間後に姿勢をよくする
夕方に眠ると鬱になる(!)んだそうで、
1日のうちで身体の深部体温が最も高い夕方は 体操等で身体を動かすのがよい、とのこと。
おすすめはラジオ体操(笑)
子育てと家事で慢性寝不足のすべての人へ!
育児に関わる人は、授乳や夜泣きがあると24時間体制でこどもの世話をすることになり、睡眠不足に悩まされる人が多いだろう。
私は今まで寝かしつけでこどもと一緒に寝てしまい、夜中に起きて家事をして、また眠るという生活をしていた。いつも寝不足でフラフラ。
そんな人へのこの本のアドバイスをまとめると、
- 眠りはじめの3時間は熟睡する
- まだ暗い時間に起きなければならない時は、デスクライト等で光を見る
- 起こしたくないこどもや家族には光があたらない配慮が必要
- 二度寝する場合、起床時間を意識する!
「あと2時間寝られる」ではなく、「5時に起きる!」と意識した方が
スッキリ起きられるそうだ。
「睡眠の法則」と、こうした アドバイスを実践しはじめたら、寝不足がかなり緩和されて、日中の集中力がアップしました。
眠る直前になって、「ぐっすり眠ろう」 or 「シャッキリ起きよう!」と思っても、なかなかうまくいかないもの。。日中の過ごし方も大事ですね。
「睡眠の法則」著者のブログはこちら↓