地震イツモノート―阪神・淡路大震災の被災者167人にきいたキモチの防災マニュアル
「地震イツモノート―阪神・淡路大震災の被災者167人にきいたキモチの防災マニュアル」は阪神・淡路大震災の被災者167人の体験や考えをもとに作成された防災マニュアル。
日本で暮らすということは、いつも地震に遭う可能性があるということだ。
読んでみて、すぐに役立つマニュアルというよりも、地震に対する心構えをあらためて考えさせられた。
地震の揺れでテレビや家具が猛スピードで飛んでくる心の準備なんて、実際に体験しないとできないだろう。。
日常生活では、目の前の重要で急を要する仕事や家事をとりあえず片付けることに手一杯で、
防災のように、緊急ではないけれど将来のために重要なことは後回しにしてしまいがち。
でも、防災は自分や家族の命を守るという重要ミッション!
いつやるの?今でしょ!
日頃から、防災を日常生活の中に取り入れておきたい。
私の防災ポイントはとにかく「生き残る」こと。
我が家は小さいこどもがいるので、家具の固定や割れる窓ガラス対策は必須事項。
生き残るための防災TO DO
・家具の固定
・家具の移動
・窓ガラスに飛散防止シートを貼る
・底の厚い靴をビニール袋に入れて寝室に用意する
生き残った後で使うことになる食料や水等の備蓄も大切だけど、
どれもやっぱり生きてこそ必要になるものばかり。
「もしも」地震があったらと仮定して備えるのではなく、
「いつも」地震がきても生き残れる備えをしておきたい。
そうは言っても、個人にできることには限界がある。
地震などの防災で一番心強いのは、地域の人とのつながりだろう。
日頃から、地域が連携できるイベントに参加したりして、
ご近所の人たちと楽しみながら防災を考えていけたらいいな。
まずは子ども会の廃品回収から参加!(笑)
地震ITSUMO.COM
シンサイミライ学校
http://www.nhk.or.jp/sonae/mirai/
- 作者: 地震イツモプロジェクト,渥美公秀,寄藤文平
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